アメリカ心臓協会と日本医療教授システム学会国際トレーニングセンターについて
 
 アメリカ心臓協会(American Heart Association:AHA)はアメリカ合衆国に活動拠点が存在する蘇生学分野において世界的に有名な学術団体です。5年ごとに最新の研究から得られた様々なエビデンス(根拠)を基にして新しいガイドラインを作成し、発表しています。その最新の医学的・教育学的エビデンスに基づいて開発されたコースは様々存在しますが、日本においては主にAHA-BLSコース、AHA-ACLSコース、AHA-PALSコース、AHA-PEARSコースとして知られています。
 
 AHAはアメリカ合衆国以外にも、世界中に"トレーニングセンター(TC)"と呼ばれる普及活動母体を設置して、世界の救急蘇生シーンに貢献しています。日本医療教授システム学会国際トレーニングセンター(JSISH-ITC)は、世界中に3500あるAHAトレーニングセンターのひとつとして日本国内で活動を展開しており、AHA松戸ECCトレーニングサイトはそのJSISH-ITC傘下の活動拠点の一つとして主に千葉県松戸市にてAHAコースを開催しています。
 
 JSISH-ITCではAHAの真髄をそのまま日本へ取り入れることをモットーとしており、コース対象を医師や看護師、救急救命士などの医療従事者のみに限定しておらず、受講を希望するすべての方々(医療従事者養成所の学生や一般市民の方々など)に対してもコースを提供しています。また医療資格の有無に関わらず、希望される方にはAHAインストラクターとして積極的な蘇生教育活動への参加を応援しています。
 
 AHA松戸ECCトレーニングサイトもJSISH-ITCの活動拠点の一つとしてJSISH-ITCの方針をしっかりと理解し、受講希望者に対してよりよいAHAコースが提供できるよう全力を注いでいます。