日本初!!  看護師のみでBLS、ACLS、PEARS、PALSを定期開催!!
 
 我々が所属している日本医療教授システム学会国際トレーニングセンター(JSISH-ITC)が2013年9月にAHAとPALS契約を果たし、先日より新たな活動を開始しました。よって、今後はAHA松戸ECCトレーニングサイトにおいてもPALS、PEARSプロバイダーコースを積極的に開催していけるよう現在計画中です。
 また、今回改めてJSISH-ITCから当団体所属の田中秀明小児救急看護認定看護師がPALSファカルティ(Faculty)に、そして後藤拓也看護師がACLSファカルティ(Faculty)に認定されることになり、AHA松戸ECCトレーニングサイトでは看護師のみで以下のAHAコースの開催が可能となりました。
 
 ・BLSプロバイダーコース、インストラクターコース
 ・ACLSプロバイダーコース、インストラクターコース
 ・PALSプロバイダーコース、インストラクターコース
 ・PEARSプロバイダーコース、インストラクターコース
 
 AHAとの契約により、コース開催が許可された国際トレーニングセンター(ITC)が増加することによって全国各地でAHAプロバイダーコースやインストラクターコースが盛んに行われるようになりました。インストラクター個人での活動を許可するITCも存在することから、日本国内で個人の活動として主にBLSコースを開催している看護師の方も増えています。しかし、いまだ日本において看護師だけで定期的にBLS、ACLS、PALS、PEARSの一次救命処置から二次救命処置トレーニングコースを開催している組織の噂は聞いたことがありません。コースの質を維持すべく、何かしらの形で医師が組織またはコース運営の中心的立場として活動すべきという考え方が日本の主流になっているからだと思います。
 
 我々の、「看護師の蘇生教育は看護師が責任を持って行う」というポリシーを実現するには看護師が主役になった組織の構築とその運営が重要なキーポイントになります。その積極的な活動を千葉県松戸市から全国へ広めていきたい。それが我々の活動の最大目標です。今後、AHA松戸ECCトレーニングサイトにもPALSコースディレクターやPALSインストラクターが増加していくことが予想されます。しかし、ただ人数を量産するのではなく、常に看護師の視点を大切にし、コース運営ができるスタッフを育成していくことに力を入れていきたいと思います。
 
 我々は組織としての活動を重要視しながらJSISH-ITCとの連携を密に取り、日本で稀にみる各種プロバイダーコースやインストラクターコースの開催とAHAインストラクターの育成を完全に独自で行えるAHA活動拠点として今後のAHAコース普及活動に全力を注ぎます。